2018横浜で107位だったデッキ。
x8axxc-BpIO9e-xcxcJK
↑デッキコード
当時CSPを手に入れる手段が他になかったので、一時的とはいえ日本国内65位になれたデッキとも言える。
新スタンダードが発表されて、なぜかハイパーがどのデッキにでも入るわけではないとか、テテフをデッキに入れる必要がないとか、なにをいまさらマサラタウンな話が飛び交っているので、なぜこんなデッキが出来上がったのかだけ備忘録的に書いておく。
まずはコンセプトから。
べつにテテフ無しやサーチャー無しを目指したわけじゃない。
最初は入ってた。たぶん。記録にないし記憶にもないけど。
数字が大きいソルガレオのデッキを組むかって話から、気づいたらこうなった。
当時の環境は、2進化のGXポケモンはそんなに数が多くなかった。
ジュナイパーGXや、サーナイトGX程度。
環境に少ない高HPをワンパンすることを軸に置いたデッキは、そう多くはなかった。
HP250のソルガレオがワンパンされる状況は、弱点を突かれでもしなければほぼありえない状況だった。
耐えて満タンメタルチェーンメタルチェーン手札から1枚メテオドライブ。
これを3回GXにぶち込めば勝てるのでは、という発想から始まった。
メタルチェーンウルトラロードの無限コンボは誰でも思いつくんだろうね。
最初の頃は、ドーミラーを見たら親の敵とばかりに狙われていた。
確かに場が完成したら、サイド20枚くらい取れるようになると思う。
でも、6枚取ればいいんだよね。
メテオドライブ3回。
余裕を見て4回。
だいたい4回主砲をぶっ放せば勝ち。
わかりやすいコンセプト。
3回主砲を放つには、9枚エネをつければよい。
ソルバーストって言って場にエネ6枚。
エネつけてメテオドライブ1発目、エネは4枚。
エネつけてメテオドライブ2発目、エネは2枚。
エネつけてメテオドライブ3発目、エネはなくなったけどサイドもなくなった。
勝ち。
4回主砲を放つには、12枚エネをつければよい。
ソルバーストって言ってエネ6枚。
エネつけてメテオドライブ1発目、エネは4枚。
エネつけてメテオドライブ2発目、エネは2枚。
エネつけてメタルチェーンメテオドライブ3発目、エネは1枚。
エネつけてメタルチェーンメテオドライブ4発目、エネはなくなったけどサイドもなくなった。
勝ち。
っていうコンセプト。
お気づきかと思うが、メタルチェーンはほぼ使わないのである。
メテオドライブって言えばエネがトラッシュに行ってくれるので、バトルコンプレッサーでわざわざ送る必要がない。
というか山から減らすと、ソルバーストって言った時に付くエネが足りなくなる。
ついでにウルトラロードがあるので、かるいしはほぼいらない。最悪グズマがいる。
まずは、とにかくソルガレオを立てないとお話が始まらないので、立てるところから始まる。
ポケモンを呼ぶ手段から。
アローラロコン、コスモッグ、コスモウム、ドーミラー、ドータクンを呼べるレベルボールを4枚。
コスモウム、ソルガレオGX、ドータクンを呼べるヘビーボールを2枚。
最初はネストボールやシンカソーダも入っていた。
気付いたらシンカソーダはミツルになっていた。
とにかくレベルボールを引いて、コスモウムを置き、アローラロコンでみちしるべすることを優先した。
これだけポケモンを手札に呼び込む手段が多くなると、ハイパーボールの手札2枚トラッシュが非常に大きな負担になってきた。
ハイパーボール、いらなくね。
ハイパーボールがなくなると、ワンダータッチやセットアップを呼ぶ手段がなくなる。
テテフ、いらなくね。
シェイミ、いらなくね。
進化後ポケモンを手札に抱える場面が増えることで、プラターヌ博士も使いにくくなった。
プラターヌ、いらなくね。
しかし7枚引ける効果は終盤に非常に強力なため、完全に消えるまでは時間がかかった。
ハイパーボールとプラターヌ博士が抜けたことで、トラッシュにはすでに使ったサポのみが落ちている状態になった。
サーチャー、いらなくね。
現物引いた方がうれしい。
ここから、入れるサポ現物を探すために迷走することになる。
【リーリエ】
手札に進化ポケモンを溜めこむ関係上、3枚引けたらいい方。
サポの現物も増やしているので、手札消費がさらに鈍化している。
「リーリエで3枚引きます」
「あっこれハウだ」
【ハウ】
問答無用で3枚引ける。
リーリエより強い。
「ハウ強くね?ハウ4枚積む!」
「ハウ足りない!5枚目ほしい!」
「ティエルノあるじゃん!」
「ティエルノも入れよう!」
「ハウ使いまーす」
(ハウハウティエルノ)
(あっこれだめだ)
【サナ】
ほんとはNをあと2枚入れたい。
しょうがない、5枚しか引けないけど、ソルガレオは今いらないんだ。
【ジャッジマン】
サナ入れるよりはジャッジマン入れた方が妨害できていいよね。
いやさすがに4枚は自分も必要なカードが引けない。
「同じ4枚引く効果でもハラ強くね?」
【ハラ】
最初に使う技はみちしるべ。
その次にはソルバーストGXって言う。
じゃあ実質戻して7枚引く最強カードじゃね。
【ロケット団のいやがらせ】
さすがに最初のサポがハラはつらい。
かといってサナは違う。
かゆいところに手が届くおしゃれなカード。
当時はシロナが出る前。
色々迷走した結果、当日にはこの形になっていた。
以上が出来上がるまでの経緯である。
さて、これを踏まえて、サンムーン以降のレギュレーションにおいて、ハイパーボールやカプ・テテフGXは必ずしも必要のないカードかどうか考えてみる。
【ハイパーボール】
どんなポケモンでもサーチできる万能カード。
手札トラッシュはデメリットでもあり、メリットでもある。
このカードを採用しない理由は以下の3つが考えられる。
1、他のカードでも十分サーチができる。
2、手札トラッシュのコストが大きすぎる。
3、ポケモンをサーチする必要がない。
まず1について。
例えば、特定のタイプを主体とするデッキ。
水にはダイブボールやせせらぎの丘、超と竜にはミステリートレジャー。
闘であればコルニ、せせらぎの丘も。
たね主体のデッキであれば、ネストボールも視野に。
他のカードで十分サーチが可能なのであれば、手札2枚トラッシュのコストを払ってまで採用する価値は薄い。
次に2について。
ピン刺しのカードが多いなど、手札をあまり消費したくないデッキ。
Nやシロナなど、戻して引く系のカードで現物を引いていく。
もしくは、確実性は下がるもののコストが低いモンスターボール、スーパーボール、タイマーボール等の採用を検討する。
最後に3について。
具体例ではニンフィアLOが最たる例。
場にポケモンを並べる必要がなく、必要であればワザでサーチができる。
サンムーン以降となれば、現状よりもカードプールが狭くなる。
つまり理由1となりうる候補が、かなり減ってくる。
理由2については、現行スタンダードでも合致するデッキが相当限られてくる。
さらにカードプールが狭い状況で、選り好みをしている余裕があるかは疑問。
理由3は、サンムーンのドロー系サポートが貧弱である代わりに、ピンポイントサーチ系のサポートが比較的充実している。
マオ、カキ、ライチ、マキシ、カツラの一発勝負、ダイゴの決断、ワタルプリズムスター等。
これらを駆使して闘うデッキを構築する場合には、ハイパーボールを使用しないという選択肢が出てくるかもしれない。
疲れた。
テテフについてはまた今度。
x8axxc-BpIO9e-xcxcJK
↑デッキコード
当時CSPを手に入れる手段が他になかったので、一時的とはいえ日本国内65位になれたデッキとも言える。
新スタンダードが発表されて、なぜかハイパーがどのデッキにでも入るわけではないとか、テテフをデッキに入れる必要がないとか、なにをいまさらマサラタウンな話が飛び交っているので、なぜこんなデッキが出来上がったのかだけ備忘録的に書いておく。
まずはコンセプトから。
べつにテテフ無しやサーチャー無しを目指したわけじゃない。
最初は入ってた。たぶん。記録にないし記憶にもないけど。
数字が大きいソルガレオのデッキを組むかって話から、気づいたらこうなった。
当時の環境は、2進化のGXポケモンはそんなに数が多くなかった。
ジュナイパーGXや、サーナイトGX程度。
環境に少ない高HPをワンパンすることを軸に置いたデッキは、そう多くはなかった。
HP250のソルガレオがワンパンされる状況は、弱点を突かれでもしなければほぼありえない状況だった。
耐えて満タンメタルチェーンメタルチェーン手札から1枚メテオドライブ。
これを3回GXにぶち込めば勝てるのでは、という発想から始まった。
メタルチェーンウルトラロードの無限コンボは誰でも思いつくんだろうね。
最初の頃は、ドーミラーを見たら親の敵とばかりに狙われていた。
確かに場が完成したら、サイド20枚くらい取れるようになると思う。
でも、6枚取ればいいんだよね。
メテオドライブ3回。
余裕を見て4回。
だいたい4回主砲をぶっ放せば勝ち。
わかりやすいコンセプト。
3回主砲を放つには、9枚エネをつければよい。
ソルバーストって言って場にエネ6枚。
エネつけてメテオドライブ1発目、エネは4枚。
エネつけてメテオドライブ2発目、エネは2枚。
エネつけてメテオドライブ3発目、エネはなくなったけどサイドもなくなった。
勝ち。
4回主砲を放つには、12枚エネをつければよい。
ソルバーストって言ってエネ6枚。
エネつけてメテオドライブ1発目、エネは4枚。
エネつけてメテオドライブ2発目、エネは2枚。
エネつけてメタルチェーンメテオドライブ3発目、エネは1枚。
エネつけてメタルチェーンメテオドライブ4発目、エネはなくなったけどサイドもなくなった。
勝ち。
っていうコンセプト。
お気づきかと思うが、メタルチェーンはほぼ使わないのである。
メテオドライブって言えばエネがトラッシュに行ってくれるので、バトルコンプレッサーでわざわざ送る必要がない。
というか山から減らすと、ソルバーストって言った時に付くエネが足りなくなる。
ついでにウルトラロードがあるので、かるいしはほぼいらない。最悪グズマがいる。
まずは、とにかくソルガレオを立てないとお話が始まらないので、立てるところから始まる。
ポケモンを呼ぶ手段から。
アローラロコン、コスモッグ、コスモウム、ドーミラー、ドータクンを呼べるレベルボールを4枚。
コスモウム、ソルガレオGX、ドータクンを呼べるヘビーボールを2枚。
最初はネストボールやシンカソーダも入っていた。
気付いたらシンカソーダはミツルになっていた。
とにかくレベルボールを引いて、コスモウムを置き、アローラロコンでみちしるべすることを優先した。
これだけポケモンを手札に呼び込む手段が多くなると、ハイパーボールの手札2枚トラッシュが非常に大きな負担になってきた。
ハイパーボール、いらなくね。
ハイパーボールがなくなると、ワンダータッチやセットアップを呼ぶ手段がなくなる。
テテフ、いらなくね。
シェイミ、いらなくね。
進化後ポケモンを手札に抱える場面が増えることで、プラターヌ博士も使いにくくなった。
プラターヌ、いらなくね。
しかし7枚引ける効果は終盤に非常に強力なため、完全に消えるまでは時間がかかった。
ハイパーボールとプラターヌ博士が抜けたことで、トラッシュにはすでに使ったサポのみが落ちている状態になった。
サーチャー、いらなくね。
現物引いた方がうれしい。
ここから、入れるサポ現物を探すために迷走することになる。
【リーリエ】
手札に進化ポケモンを溜めこむ関係上、3枚引けたらいい方。
サポの現物も増やしているので、手札消費がさらに鈍化している。
「リーリエで3枚引きます」
「あっこれハウだ」
【ハウ】
問答無用で3枚引ける。
リーリエより強い。
「ハウ強くね?ハウ4枚積む!」
「ハウ足りない!5枚目ほしい!」
「ティエルノあるじゃん!」
「ティエルノも入れよう!」
「ハウ使いまーす」
(ハウハウティエルノ)
(あっこれだめだ)
【サナ】
ほんとはNをあと2枚入れたい。
しょうがない、5枚しか引けないけど、ソルガレオは今いらないんだ。
【ジャッジマン】
サナ入れるよりはジャッジマン入れた方が妨害できていいよね。
いやさすがに4枚は自分も必要なカードが引けない。
「同じ4枚引く効果でもハラ強くね?」
【ハラ】
最初に使う技はみちしるべ。
その次にはソルバーストGXって言う。
じゃあ実質戻して7枚引く最強カードじゃね。
【ロケット団のいやがらせ】
さすがに最初のサポがハラはつらい。
かといってサナは違う。
かゆいところに手が届くおしゃれなカード。
当時はシロナが出る前。
色々迷走した結果、当日にはこの形になっていた。
以上が出来上がるまでの経緯である。
さて、これを踏まえて、サンムーン以降のレギュレーションにおいて、ハイパーボールやカプ・テテフGXは必ずしも必要のないカードかどうか考えてみる。
【ハイパーボール】
どんなポケモンでもサーチできる万能カード。
手札トラッシュはデメリットでもあり、メリットでもある。
このカードを採用しない理由は以下の3つが考えられる。
1、他のカードでも十分サーチができる。
2、手札トラッシュのコストが大きすぎる。
3、ポケモンをサーチする必要がない。
まず1について。
例えば、特定のタイプを主体とするデッキ。
水にはダイブボールやせせらぎの丘、超と竜にはミステリートレジャー。
闘であればコルニ、せせらぎの丘も。
たね主体のデッキであれば、ネストボールも視野に。
他のカードで十分サーチが可能なのであれば、手札2枚トラッシュのコストを払ってまで採用する価値は薄い。
次に2について。
ピン刺しのカードが多いなど、手札をあまり消費したくないデッキ。
Nやシロナなど、戻して引く系のカードで現物を引いていく。
もしくは、確実性は下がるもののコストが低いモンスターボール、スーパーボール、タイマーボール等の採用を検討する。
最後に3について。
具体例ではニンフィアLOが最たる例。
場にポケモンを並べる必要がなく、必要であればワザでサーチができる。
サンムーン以降となれば、現状よりもカードプールが狭くなる。
つまり理由1となりうる候補が、かなり減ってくる。
理由2については、現行スタンダードでも合致するデッキが相当限られてくる。
さらにカードプールが狭い状況で、選り好みをしている余裕があるかは疑問。
理由3は、サンムーンのドロー系サポートが貧弱である代わりに、ピンポイントサーチ系のサポートが比較的充実している。
マオ、カキ、ライチ、マキシ、カツラの一発勝負、ダイゴの決断、ワタルプリズムスター等。
これらを駆使して闘うデッキを構築する場合には、ハイパーボールを使用しないという選択肢が出てくるかもしれない。
疲れた。
テテフについてはまた今度。
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