ジャッジ研修会で、どうしてもわかりにくいという話になったネタ。
僕個人としての考え方ですが、まとめておきたいと思います。

※ルールエキスパート&イベントオーガナイザーですが、一個人としての考えです。
公式と考え方が異なる、あるいは今後裁定が変更になる可能性もあります。


まず、ここで出てくる4枚のカード。
・特性「どうぐかくし」を持つジュペッタ
・ジュカインEX
・古代能力「Θストップ」を持つMジュカインEX
・ジュカインソウルリンク

すごく簡単に状況を説明すると、
場に「どうぐかくし」が働いている状態で、ジュカインソウルリンクをつけたジュカインEXからMジュカインEXに進化させました。この時自分のターンは終わりますか。
ということ。

公式FAQにも載っていますね。
http://www.pokemon-card.com/rules/faq/details.php?id=9938

裁定としては、Θストップでどうぐかくしの効果を防ぐので、ターンは終わらないということ。


ここで、ジュカインソウルリンクが付いているのはΘストップを持たないジュカインEXでは?という疑問が生じるわけです。

ここからややこしい話になります。

Θストップで防げるという結果から導き出した考えではありますが、ソウルリンクの効果が発動するのはつけているポケモンが該当するM進化ポケモンになった時。
M進化ポケモンになった時に、ターンが終了するはずだけれど、その前にそのポケモンにソウルリンクが付いているかどうか判断するフェーズがあるんですね。
ジュカインEXの場合、M進化してMジュカインEXになった瞬間からΘストップが働き始めています。なので、どうぐかくしの効果は無効、ターンが終了しないということになります。


そもそも、なぜこんなにめんどくさいことになってしまったのか。
ここから先は、ただの1プレイヤーの勝手な憶測です。
信じるもよし、信じないもよし、自己責任でお願いします。

M進化システムが実装されたとき、ターンが終了するデメリットがあったとしても十分に戦えるスペックになる予定だったそうです。
ただ、実際はそうならなかった。
なので、ファントムゲートからM進化ポケモンに対して、対応するソウルリンクが収録されるようになりました。
アブソルとかディアンシーとかメタグロスとかは置いておいて。
ソウルリンクは、M進化に対して後出し的に出てきたものなのです。タブンネ。

M進化のルールは、ソウルリンクが出てくる前に決められたもの。
ソウルリンクがあればターンが終了しないというルールが後から追加されて、でもそれについて詳しい説明がなくても、特に問題が起こらなかったわけです。
ついていれば終わらない。ついていても効果が消されていたら終わる。ただそれだけ。

ところが。
M進化した瞬間にどうぐかくしの効果が切れるΘストップ持ちのMジュカインEXが出てきてしまったことで、ふわっとしたままのルールに疑問が生まれたわけです。

同様の疑問は、M進化したタイミングで発動する特性「スプーンまげ」を持つフーディンEXでも出てきました。
ソウルリンクが付いていない状態でM進化したら、スプーンまげを使うことができるのか。使う前にターンが終了してしまうのか。

答えだけ言えば、使えます。

ジュカインソウルリンクの話をしたかったので、今日はここまで。
気が向いたらスプーンまげの話もするかも。




あー改めて思う、文章書く能力低いな。
もうちょっと何書くかまとめてから書けよって。

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